
皆さんどうも!萌研のマッド・ライオン、藤吉なかのです。
ついに明日に迫ったコミティア152!もちろん我々萌研も参加しますよ~
任侠魂が感じられる会長&バグちゃんの表紙が目印!激アツの新刊『萌研VSハローバグ』と既刊『もえるーと!』に加え、、、
先日のイベントにて秒で売り切れてしまった人気グッズ「萌研バッジ」や、通販も絶好調の「もゆ会長Tシャツ(クロスばーじょん)」など、グッズも沢山!
全国の萌研会員の皆さん、6/1は東京ビッグサイト【き35ab】に集まれ!!
もちろん、僕も売り子で参加しますよ~~
東京ビッグサイトを萌研が侵略するわよ!
さてさて、前々回・前回に引き続いての宣伝タイムもここらで終了!
早速アニメ紹介へ移っていきましょうか~~
今回は満を持して、1998年から放送された美少女アニメの金字塔『カードキャプターさくら』シリーズを取り上げます!

明るく素直でとっても可愛いさくらちゃん、この世で最も気高い愛を胸に抱くさくらちゃんの親友・知世ちゃん、ツンデレ気質な香港からの転校生・小狼くんなどなど……
魅力溢れるキャラクター達が魔法のカードを巡って奔走する、テンポ抜群なストーリーが見所ですね!

そんな本作、とにかく「アニメ」としての総合力が本当に高い作品なんですよ!
ストーリーやキャラは勿論、アニメのクオリティを決定的に左右する作画・演出等も、とにかく凄い。
そして何といってもこの時代のセルアニメ特有とも言える、温かさに溢れた美しい仕上がりに心を奪われてしまったオタクは多いのではないでしょうか?

というわけで今回は、照れを脱ぎ捨ててとことん懐古ノリ全開!
印象論ではなく、出来るだけマジに「あの頃のアニメ」っぽい良さを突き詰めて考えていき……
不世出の傑作『カードキャプターさくら』の魅力に迫っていきたいと思います!
まず本作を語る上で外せないのは、やっぱりほっとさせられる温かいビジュアルです。
後に『機動戦士ガンダムUC』『桜蘭高校ホスト部』などを手がけられた高橋久美子さんによる、愛らしさが爆発したキャラクターデザインもさることながら……

やはり画面全体に広がるセルの温かみ!後追い世代の僕らにとっては、これは大きな魅力です。
『さくら』が放送された1997年は、アニメ業界でセル→デジタルの移行が始まりつつあった時期ということもあり、、、
本作のセルによるキャラ表現はもはや類を見ないほどハイレベルなように感じられます!

あとこれは余談なんですが、、、
現代アニメ世代の僕からすると、こうしたセルアニメのルックに憧憬を抱いてしまうんですよね~

現在の日本アニメでは、絵に様々なエフェクトをかける「撮影処理」という工程の比重が以前より格段に重くなっています!
撮影の中でも、特に瞳のハイライト回転・色のグラデ感・非常に華やかな照明付けなどなど……
イラストレーション的な美的感覚にコミットした撮影処理が流行しているように感じられますね。
もちろん自分は、こうした絢爛な撮影処理が施されたアニメ作品も大好きです。
前回取り上げた『リコリコ』とか、まさに撮影が様々な質感の表現に力を発揮している作品ですし!
ただ、こうした撮影が派手すぎたりする作品だと、少し胃がもたれちゃう時もあるんですよね。
「なんか、もうちょっと素材の味を活かした画面が見たいな~」と思ってしまうというか。欲張りなんですけどね!
お化粧に例えるなら、今のアニメのトレンドは演劇やバレエなど、舞台用の濃いメイクで、、、
セルアニメのルックはナチュラルメイクって感じ!……すんません、これでオタクに伝わりますかね?
ともかく濃い味に慣れた2020年代アニメっ子の僕としては、セルアニメが持つある種の素朴さ/素直さに「あぁ、良いなぁ。」と喰らっちゃうわけです。
こういう無いものねだりは、オタクのサガかもしれないわね……
実際『フリクリ』『ジークアクス』などを手がけられた鶴巻和哉監督は、「セルからデジタルになって使える色数がとても増えたのが良かった」という旨の発言をトークショーでなさっていましたから、、、
決して「昔が良い!今はダメ!」みたいな単純な問題ではありません。当たり前ですケド……
現代アニメの画面に慣れきった目で見ると、『さくら』の画面は新鮮~~~って話です!

そして単純なセルの見栄え……みたいなポイント以外にも、本作には「あの頃のアニメ」っぽい良さが沢山あるんですよ!
ただ、語り出すとマジで止まんなくなっちゃう!正直、もう文字数的に厳しいんですよね。
現時点で既に、いつもだったら締めに入るくらいのボリュームよ……
というわけでここからは絞りに絞って、本作の魅力を1つだけ語りたいと思います!
その魅力とはズバリ…………「透過光」!(別名「T光」とも言います)
聞き馴染みないと思うので、めちゃくちゃ平たく説明するとですね、、、
透過光とは、「絵の具で”光の絵”を描く」よりもさらに明るい光を表現するために、セルの下から照明を当てて実際の「光」を映像に合成する手法のことです!

アニメという「絵」の世界に現実世界の「光」を取り込む……みたいな感じですね。
現在のアニメでも、撮影ツールなどを用いて頻繁に用いられている効果ではあるのですが、、、
僕の見知った範囲では、セル時代の透過光と全く同じようなルックを表現した例は無い気がします。
一応、今でもアナログの手順を踏めばセル時代のような透過光の再現は可能らしいんですが、わざわざやる人がいないということなんでしょうねぇ……

そんなセルアニメらしさの溢れた透過光演出は、『さくら』でも随所にあしらわれています。
しかも「キレイだから」とか単純なワケではなく、意図が明確に分かる形で……!
最も分かりやすい例のひとつが『クロウカード編』第1話、こちらのカット。

木之本家の朝のひととき、さくらちゃんの亡くなったお母さん・撫子さんの遺影が映るシーン。
このカット、遺影の右上から涼やかな光が差していますよね!これが透過光なんです。
アニメという映像作品に映る現実世界から差している透過光は、そのまま「異なる世界(次元)からのまなざし」の比喩表現に他なりません。
つまりこのカットでは、現実世界からアニメを照らす光が、遠くから木之本家を見守るお母さんの温かい視点に例えられているんですよ!

ちなみに撫子さんを巡るお話が描かれる傑作回・第16話でも、このように印象的な形で透過光が使われています。
透過光という手法のルックそのものに幽玄的な手触りがありますから、こうした形で使われるのは妥当かもしれませんが……
とはいえ、この完璧な比喩の演出には痺れますね!流石にハイセンス!
ちなみに、ここからは余談&個人的な見解ですが……
TVアニメ『serial sxperiments lain』も透過光の使い方が素晴らしいんですよ。
『さくら』では天国からのまなざしだった透過光が、『lain』ではどのような意図で使われているのか……
それはぜひ、皆さん自身の目で解釈してみてください!
というわけで、今回の『萌えよ!アニメ道』はここまで!
満を持して『さくら』を取り上げるということで、ちょっと語りすぎちゃったかもしれないんですが……
個人的にはまだまだ語り足りないんですよ!なんなら次回も『さくら』で1本書けるくらい!

『CCさくら』って、やっぱり魅力的なキャラや物語が語り草になりがちだと思うのですが、、、
画面や映像に話題を絞っても、これだけ話す余地があるのが傑作たる所以ですね。
皆さんの『さくら』にかける熱い想いも、ぜひコメント欄で教えてください!!
知世ちゃん、大好き~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!


コメント
もえけんに寄稿してみたい三┏( ^o^)┛