萌えよ!アニメ道 第十三回『2025 夏アニメ』

illustration by ゔぇろ

皆さんどうも!特攻野郎 萌えチーム所属、藤吉なかのです。

一歩外に出たら溶けちゃう陽気が続いてますが、みなさんは夏バテしちゃったりしてませんか?

わたしも流石にこの服だと、暑くて暑くて……

しかしね、我々が夏バテしていようと、新作アニメは我々を待ってくれない……

今月から開幕した2025年の夏クール、既に猛暑をしのぐアツい萌えアニメがガンクビ揃えて俺たちを待ってますよ!

というわけで前置きはそこそこに、今期アニメをどしどし紹介していきます!!

会員諸君も、萌えアニメで暑気払いしなさいよ♪

まず紹介するのは『瑠璃の宝石』

自分の欲求にまっすぐな女子高生・瑠璃ちゃんが、鉱物に詳しいおねーさん・凪さんに出会い、奥深い鉱物採集の世界にのめり込んでいく……って感じの本作、、、

一言で言えばこのアニメ…………むち萌えだッッッッ!!!!!!

髪や指の先といった細部に至るまで……尋常じゃないこだわりが感じられる芝居作画で揺れる、むち萌え。

見るものを引き込むリアルさを持ちながら、可愛らしいキャラクター達と共存する美しい背景美術……によって引き立つ、ちび萌え。

木漏れ日の繊細な表現から、華やかな宝石の輝きまで。映像の魅力を倍増させている美しい撮影処理……と、萌え萌え。

ナショナル・ジオグラフィック並に美しい映像なのにも関わらず、決してこの作品はむち&萌えを捨てないんですよ!あっぱれすぎるだろ!!

上品さすら垣間見える自然の描写と、ドキドキさせられちゃうむちむち描写を両取りする、、、

あまりにも欲張りさんな性格が透けて見える、最高なアニメだ……!

そんな本作を手がけるのは、「スタジオバインド×藤井慎吾監督」のコンビ。

日本とドイツにその名を轟かせる傑作『おにまい』を手がけ、Japanese traditional moe animationの天井を押し上げ続ける黄金タッグですね!

作画のデフォルメは勿論、鉱物に関する専門的な話を明快に説明するカット作り等の「情報のデフォルメ」も上手いんですよね~

そして魅力的なキャラクターデザイン・総作画監督を手がけるのは、藤井茉由さん。

調べる限り、アニメーターとしてのキャリアはまだ5年ほど(!?)みたいですが……

華のある表情芝居から仔細な動きまでもを描ききる圧巻の仕事ぶりは、ベテラン顔負けの大立ち回り!

藤井茉由さんは第1話にて、1人で作画監督を務められています!萌えアニメ・ワンマンアーミーすぎるだろ。

元々はマッドハウスに所属されており『葬送のフリーレン』などでも活躍されていたようですが……

デビューから5年程でこんな凄いアニメーションを手がけてしまうなんて、正真正銘の天才や!!!

そんな若手のホープ・藤井さんと連名で総作画監督に名を連ねる大田和寛さんも、『ぱにぽにだっしゅ!』などで大活躍したことで知られる名アニメーターさんですからね!

作画、演出、そして総合的なルック作り……どこを見渡しても隙がない!

撮影は手練れスタジオ・MADBOXが、鉱物関連の監修は鉱物画集の刊行経験もあるイラストレーター・CLUSELLERさんが担当。
徹底的な考証でリアリティを担保しつつ、作画や撮影でしっかりと派手な見所を作ってくるのが素晴らしいですね~

磐石の制作陣とむち萌えの破壊力で、鉱物採掘という営みの楽しさを描く『瑠璃の宝石』、、

個人的に、今期ゲキ推しアニメです!!

なんだかこの黒髪おねーさん、あか姉に見えちゃって集中できないわね……

続いて紹介するのは『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』通称「わたなれ」です!

本作は、百合をやらせりゃ100万馬力の「みかみてれん×竹嶋えく」コンビによる人気ラノベが原作。

高校デビューに成功した元・陰キャのれな子と、そんなれな子を「親友」ではなく「恋人」にしたい超絶美少女・真唯さんのわちゃわちゃがテンポ良く描かれます!

この作品、美麗な原作のイラストを上手くアニメに落とし込んでいる点も素晴らしいなと思うんですが、、

び、美少女の大渋滞!!! キュートなピンク髪っ娘が主人公・れな子、最奥の金髪美人が真唯さんです。

原作由来のハイテンション&ハイテンポなストーリーを、どう見せるか?というポイント……

つまり物語を支える映像演出の観点からみても、非常に巧いんですよね!

まず第1話の冒頭を飾る、友人達とのお昼ご飯シーン!

ここでれな子はキラキラ女子トークに疲れ、誰もいない屋上へと向かうわけなんですが……

この食事シーンでは、れな子の視点を追体験するようなカメラワークが多用されています。

このアングル、いわゆる「POV」ってやつですね。太ももの「むにむに感」が伝わる豊かなアニメーションから、強烈なこだわりを感じます!

1軍女子たちの会話にあわあわする哀れな彼女の視点に、悲しいかな、シンパシーを感じざるを得ないのが我々オタクってもんですからね……

視聴者がれな子へスムーズに感情移入できるような工夫として、100点満点の演出だと言えます!

そしてそこから展開される、怒濤のれな子ちゃん過去回想パート!

「なんなら中学時代の”陰”れな子ちゃんの方が萌えだなぁ~」とか思ったアナタ!………………グッ(握手)

強烈な早口で丁寧な説明を行うれな子の勢いに負けじと、ばしばしカットを重ねていく画面運びの巧さは、一見の価値アリです!

このシーン、よ~く見るとたったの1分足らずで「れな子の不登校時代→受験→イメチェン→真唯さんと出会う」を全て説明しているんですよね。

陰キャ時代からイメチェン編への繋ぎとか、とにかく秀逸。
長い髪を切る象徴的なイメージのインサートで、ナレーションだけでなく視覚的にお話を説明してくれるのが最高!

こんな短時間で主人公の過去を説明するのって、冷静に考えると超ハードなミッションなんですけど、、

なんでかその無謀な試みが成功している!このアニメは本当、難しいことをサラッとやっちゃうな……

では何故この過去回想パートは、こんなにハイテンポなのに見やすいのか!?

それは視聴者を引き込む為の巧みな演出が、数多く仕込まれているからなんですよね!

最も分かりやすい手法が、時間軸の違うカット同士を似た構図にすることで、違和感なく映像を構成する「同ポジ」というテクニック。

イメチェン直後の中学生れな子を描いたカット ここから、、
真唯さんと出会った高校時代へと大ジャンプ!2カット間でれな子の位置を動かさないことで、スムーズに作中時間を飛ばすことが出来ています。

ポップな背景と豊かなキャラの芝居によって、ハイペースな過去回想を楽しく盛り上げつつ、、

こうしたテクニックで、視聴者を置いていかないような配慮もしっかり見せてくる!

決してド派手ではない演出ですが、こうした細部へのこだわりが我々の楽しい視聴体験を下支えしているんですよね。

本作の百合関係において非常に重要な転機となる、真唯さんがれな子を助けるシーン…雲がまるで天使の羽根のように描かれていますね!
目立たないながらも「行き届いている」モチーフ演出、めちゃめちゃ痺れた~~

文字によってストーリーを描いていく小説を原作にしているからこそ、こうした翻案は映えます!

弩級にポップな会話劇と作画、そしてそれを支える原作への深い理解と卓越したテクニック。

華やかさと堅実さを兼ね備えたお手本のようなTVアニメ『わたなれ』、超オススメ~!!

きゅーとでぽっぷで楽しい!これぞ萌えアニメって感じね♪

……というわけで、2025夏クールの個人的・猛プッシュ萌えアニメは以上です!

いや~今期は本当に素敵な作品が多すぎて、文字数がいくらあっても足りませんね。

2025年のTVアニメ・シーンにおける最高到達点を見せつけてくれた『着せ恋』2期……

京都アニメーションによる久方ぶりの完全新作である『CITY THE ANIMATION』……

キャラものアニメとして余りにもパーフェクトな『ゲーセン少女と異文化交流』……

どれも全部、キッカリ2000字ずつ語れるくらい良いアニメなんですよ。

萌研会員のみんなが何をイチオシしてるかも気になるんで、ぜひコメント欄で教えてください~

皆さんもこの暑い夏、萌えアニメと共に乗り切っていきましょう!

夏コミで元気いっぱいな萌研諸君を待ってるわよ!

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