
皆さんどうも!萌研の酔いどれ天使、藤吉なかのです。
萌研のアキバPOP UPから早いもんで、もう2週間ですね!改めて、来てくれた皆さん本当にありがとうございました!!!

自分は3日間、昼休憩を除いたほとんどの時間でレジをやっておりました!
やっぱりブースが限られている普段の即売会と違って、ひとりひとりの来てくれた方とじっくり話し込めるのが凄く楽しかったですね~
これからもブログ含め、色んな活動をやっていきますので、ぜひ応援してください~!
萌研はこれからも侵略の手を緩めないわよ♪ 楽しみにしてなさいっ!
さて前置きはそこそこに、さっそくアニメ紹介へ移っていきましょう!
今回紹介するのは、先日サブスクに復活したことで話題となったTVアニメ『おねがい☆ティーチャー』です!

『おねがい☆ティーチャー』とは?
本作は2002年にWOWOWノンスクランブル枠で放送され話題となった、教師×生徒ラブコメ!
舞台である長野県の木崎湖が当時としては珍しく「聖地巡礼」の対象となるなど、放送当時から根強い人気を誇る本作ですが……
いかんせん20年前のアニメですから、意外と見たことがないって人も多いのではないでしょうか?

主人公である桂くんが通う高校に赴任してきた、超美人な現国教師・みずほ先生。そんな彼女は、なんと異星から地球を調査しにやってきた監視員だったのです!
その秘密を知ってしまった桂くんが、ひょんなことから先生と秘密の結婚生活を送ることになってしまい……っ!?というのが本作のあらすじ。
これだけ聞くと頭からっぽにして楽しめるお気楽ラブコメっぽく感じられそうな本作。
でも実は程よ~くSFで、程よ~くシリアスなんですよね。この塩梅が上手くって!
主人公が抱える謎の病気と、過去のトラウマ。そこに恋愛のもつれと思春期の悩みが折り重なっていく『おねティー』のドラマって、めっちゃ王道ど真ん中なんですよ。

オタク全員がなんとなく脳内で共有している「ラブコメのイデア」みたいなものをどこまでも真っ直ぐ突き詰めている辺りが本当に気持ちいい!
物語の展開がド王道のドラマであっても、キャラがここまで立っているのなら問題なく勝負できる……
そんな作り手の「王道ラブコメ」と「最高のキャラクター」に対する絶対的な信頼と誇りを感じる、気高いエンタメ作品と言えるかもしれません。めっちゃエロいけど。
個性豊かな『おねティー』のヒロインたち
ではでは、ここからはそんな本作を支える、魅力的なキャラクター達を紹介していきましょう!
みんなを包み込む大人なようでいて、実は人並みにドジも嫉妬もしてしまう完全無欠のメインヒロイン・みずほ先生はもちろん最高!

言わずもがなの魅力あふれる井上喜久子ヴォイスの、単なる母性に留まらない色気や可愛らしさ……
全方位からオタクの心を鷲づかみにして離さない魔性の魅力が爆発しています。
他にも、凛とした川澄綾子の演技がたまらん悲しき片思いヒロイン・小石ちゃんや……

みずほ先生のお母さんにして、作中で堂々と「淫乱熟女」呼ばわりされているはつほさん……

そして先生の妹にして生意気ツンデレ、「外見年齢”は”10歳」の紹介文がオタクを狂わせるまほちゃんなどなど……

どんなオタクでも誰かにはグッときてしまう、サブヒロインの多彩さも『おねティー』の魅力ですね。
そんな中でも個人的にブッ刺さったのが、田村ゆかり演じる森野苺ちゃん!

幼い外見とは裏腹に毒舌でダウナーな声色、そこから繰り出されるクラスメイトの男子をいじり倒すセリフの数々……
以前に紹介した『B型H系』山田も然りですけど、キャピっとしすぎてない田村ゆかりの演技からしか得られない萌えって最高……!!と思わせてくれます。
作中の人間関係を俯瞰する立場から鋭い恋愛のアドバイスをしてくれる真面目な瞬間もあれば、
主人公カップルのラブコメ展開を堂々とイジるギャグパートもあったりして……

メインの恋愛模様から少し距離を置きつつ、シリアスからギャグまで器用にこなす圧巻の立ち回り……
まさしく本作の彩り豊かな美少女たちを代表する、屈指の名サブヒロインです!
『おねがい☆ティーチャー』もっと深堀り!
ここまで紹介してきた、全身魅力まみれの萌えるヒロインたち。
その可愛らしさを一身に支えているのが、キャラデザ&総作監を務めた合田浩章さんです。
合田さんは過去のブログでも紹介した『ああっ女神さまっ』や『リコリコ』短編でも活躍されていますし、、
『アマガミSS』や『やがて君になる』といった、オタクの思い出に残る秀作のキャラデザも歴任!

まさに「凄腕」の呼び名が似合う、天才的なアニメーター/演出家なんですよね。
そんな合田さんを筆頭に、本作の作画陣の仕事ぶりはとにかく素晴らしいものです!
しっかりと全カット萌え萌えでありつつ、シーンに要請されている作画を完璧なクオリティで叩き出す…これぞまさに匠の技。
端正な美しい作画が必要なカットでは、とにかく美麗にまとめ上げてくれますし、、
キャラのべらぼうな暴れっぷりを表現したいカットでは、強烈なデフォルメ作画すら厭わない!

作画の独断専行で動かすのではなく、演出に寄り添って必要な形の絵と動作をつけていくスタイルは、良いアニメのお手本ですね!
そんな『おねティー』の集大成とでも言うべき圧倒的クオリティが発揮されたのが、本放送では流れなかった番外編的立ち位置のDVD特典であり、最終回のその後を描いた第13話。
「最終回の後」「放送はされなかった」「DVD特典」……これらのヒントから、だいたい内容を察することが出来たアナタは、今日からオタク名探偵です。
そう、最終回後のオマケ回と言ったら……何もかもやりたい放題のおバカラブコメ&サービス回に決まっとろーーが!!

紆余曲折を経て結ばれた桂くんと先生がイチャイチャしていると、そこに淫獣義母・はつほさんやツンデレ妹・まほちゃんが襲いかかってきて……というお決まりの展開。
ストーリーの本筋をキチンと終わらせたからって、なにもすけべなファンが描く二次創作みたいな話を公式でやっていいわけじゃないはずなんスけどね。
しかしここまで開き直って全年齢漫画のアンソロにエロ漫画家が寄稿してる時みたいなノリの話を展開されちゃうと、やっぱり目が離せないのがオタクのサガ……
なんなら本編のどの回よりも見返してしまう、そんな魔力あるエピソードに仕上がっています。
そして何より最高なのが、こ~んな3分くらいでストーリー考えられそうなお気楽回に、作品史上空前の作画&演出パワーを以て臨んじゃうところですね!

合田さんの持ち味を活かした軽妙な動きのリッチ&崩し作画はもちろん、演出のギアもフルスロットル。
特に絶好調さが感じられるのが、桂くんがまほちゃん(外見年齢10歳)とデートしている世間的にヤバい瞬間をモテないクラスメイトに見られてしまう……というシーン!
ここでは、1つの大きな画面内にまた別の小さな画面を形作るようにレイアウトする映像演出手法「フレーム・イン・フレーム」が非常に斬新な形で用いられています。
この「フレーム・イン・フレーム」って一般的には、壁や扉などの小道具を使って空間を遮り、強調や分断など様々な効果を生む為に用いられることが多いんですね。
例えばこの『ダンジョン飯』第3話の場合は、杖を利用して画面内に小さな画面をもうひとつ作ることで、エルフ少女・マルシルに目線を集めています。

まぁこの場合は単なる強調ではなく、マルシルが首を吊っているかのような構図にすることで、死の予感を視聴者に感じさせることが狙いかとは思いますが……まぁそれは置いといて。
肝心の『おねティー』13話におけるフレーム・イン・フレームは、この『ダンジョン飯』とは少し異なるアプローチなんです!
百聞は一見にしかずということで、とりあえず見てみて欲しいんですが……

こんな具合に、このシーンでは小道具などを用いて画面を分割するのではなく、最初から画面内画面の外を全て塗りつぶすことで、結果的に小さい画面を作っているんですね。
本作では、主にコミカルなシーンにおける「考え事」の表現として、このようなフレームづかいが頻出します。
この演出は、キャラを囲む画面を真っ黒にすることで、キャラの言葉が狭い範囲(フレームの中)にしか聞こえていないモノローグや呟きであることを示しています。
これだけでもめ~~ちゃくちゃロジカルで、素晴らしい演出ですよね!
見た目もコミカルな上に、演出に込められた意味の筋道もしっかり通っている。
しかし何故か念願のバカエロ回に対して異常な気合いが入っているスタッフ陣は、「ロジカルなだけじゃあ……つまんねぇなぁ!!」と更なる高度な演出を繰り出してきます。
こればっかりは文章での説明が難しいんで、画像と一緒に見ていきましょう。

先ほどのシーンの続き。右端に注目してみると、既に桂くんがいるフレームとは別のフレームが右からやってきているのが分かりますね。
じゃあこれがどうなるかというと、はい!

こうなるんです!先ほど右端にあったフレームは、お察しの通りクラスメイトのもの。
桂くんのフレーム(声が聞こえる範囲)と、クラスメイトのフレーム(声が聞こえる範囲)がぶつかり合うことで、「秘密の会話が他人にバレた」ことを表現しているんです!
「フレーム」という表現を「自分が認識される範囲」と演出で定義づけておいた上で、こうしてフレームの重なりで「会話が聞かれた」ことを表現するの……あまりにもセンスが爆発しすぎている!!
これって冷静になってストーリーだけかいつまんだら、「バレたくない瞬間をクラスメイトに見られちゃった」ってだけなんですよ。
特筆すべき事は何もない、割によくあるギャグシーン。
しかしこうして一工夫加えることで、とんでもなく視覚的に面白いシーンになる。
史上空前のバカエロ回でありながらも、他方でこうした強烈な演出を散りばめてくる辺り、本当に「秀作」の名が似合うアニメだな~と思います!
さ、キャラの魅力から作画・演出に至るまで語り尽くしましたし……
文章量も結構ヤバいんで、今回の『萌えよ!アニメ道』はここまで!
各種サブスクにて配信解禁された『おねがい☆ティーチャー』および続編の『おねがい☆ツインズ』、ぜひぜひ見てみてくださいね!!!
名作に触れる良いタイミングね♪わたしも見てみようかしら!



コメント
今回も面白かったです! スクショセンスが鋭い!
今回もいい記事ありがとうございます
現地民は訪れるファンのことを『おねてぃさん』と呼んでいるらしく、その民話的なパッケージ含め、おねティはユニークな作品ですよね