萌えよ!アニメ道 第二十三回『2026年 夏アニメ』

illustration by ゔぇろ

皆さんどうも!フラッシュバック、萌え……藤吉なかのです!

いや〜今年もついに夏がやってきましたねーーー

しかし暑かろうと涼しかろうと関係なく、家でアニメにしけこみたいのが我々というもの!

なんか去年も似たようなこと言ってなかった…?

そんなアニメオタクたちを待ち受けているのが、大充実の2026年・夏アニメたちです。

なんてったって今年の夏クールは、アニメファンならずとも要チェックなバケモン・タイトルが勢揃いしていますから!

ぜひ「普段はそこまで現行アニメを追っていないよー」というオタクにも、今期アニメを知ってほしいところ……

深夜アニメをみるのは、ニートと引きこもりのぎむ

ということで今回は、約1年ぶりに今期アニメ特集!

確かな萌えと見応えに溢れた珠玉の3作をどしどし紹介いたします!

オススメ作① 『さよならララ』

まずオススメするのは、アニメオリジナル作品『さよならララ』です!

『少女⭐︎歌劇 レヴュースタァライト』などを手掛けた制作会社:キネマシトラスの15周年記念作品として放送されている本作。

こういう「〇〇周年記念」とか「企画・構想○年!」みたいな作品って、そういう触れ込みで高くなっちゃったハードルを越えられないパターンも多い印象がありますが…

『さよならララ』はそんなフラグを容易くへし折る、途轍もない大傑作に仕上がっています!!

まず本作のあらすじは、以下の通り。

ファンタジーな「人魚姫」× 視聴者にとって身近な「滋賀県・琵琶湖」という正反対な組み合わせ、こんなんコンセプトから大勝利ですよね!

そして、谷紫織さんによるキャラクターデザインもたまらん可愛らしさ…

どことなく懐かしい風合いのあるデザインなのに、それでいて全くホコリを被っていない!このみずみずしいキュートさはなんなんでしょうね。あまりにも素敵すぎる…

このフレッシュな絵が、監督・小出卓史さん&デザイナー・濱祐斗さん&山口真生さんという『スタァライト』なご縁に囲まれたら、そりゃあとんでもなくカッコいいアニメになるよってハナシ!!

萌えすら感じられる可愛らしいキャラクターたちに、彩度が特徴的な画面と洗練されたデザインによってひと匙のソリッドさが加わったかのような『ララ』のビジュアルはとにかく衝撃で……

本当に本当に、告知が出た瞬間からずっと楽しみにしていました!!

そんな『ララ』の第1話は、これぞ王道という人魚ファンタジーものです。先ほどのあらすじからも分かるように、ここでは一切の「照れ」や「悪ふざけ」なし!

どことなく懐かしく、同時に2026年の最先端でもある稀有なルックの画面と共に、丹念に丹念に古典的な物語が紡がれていきます。

人魚のお姫様が生まれて、そのお姫様が人間に惹かれてしまって、魔女との取引で大切な家族を傷つけてしまって、、、

この魅力的ながらも端正すぎる物語を、今の時代に滔々と語る「我慢強さ」。これが『ララ』の凄いところでもある気がします。

露悪的・刺激的な物語がはびこり、エンタメの消費速度が急速に早まる昨今、もはやオリジナルアニメなんて「いかに早くフックを作れるか」勝負ですよ。

視聴者は「見たことない(ようでいて実は何回か見たことある、ちょ〜ど一番安心して摂取することができる範囲の)悪意」を求める時代。

そんな中で、大事な第1話における大半の時間を誰もが知る「人魚姫」ライクなストーリーを語ることに投資する…『さよならララ』の勇気と自信つったら!!

キャラデザが素敵なのはもちろん、彩度の取り合わせとかも凄い…総合的なルックの勝利!

もうね、とんでもなく大胆不敵ですよ。綺麗なルックしといて本当にニクい作品です。

人間世界は初心者であろうララと、どことなくスレている感じ?な栞里のデコボココンビが、これから滋賀でどんなドラマを繰り広げるのか!?

第1話で栞里ちゃんぜんぜん出てこなかったから、これで性格が超素直とかだったら恥ずかしいね

もう本当にワクワクが止まりませんよ〜〜〜 全オタク、マスト・ウォッチ!!!

オススメ作② 『グロウアップショウ〜ひまわりのサーカス団〜』

続いてオススメするのは、こちらもアニメオリジナル作品の『グロウアップショウ』

監督:亀井幹太 × キャラデザ原案が深崎暮人という、TVアニメ『冴えカノ』を手がけた黄金コンビの新作として大注目されていた作品です。

もちろん制作も『冴えカノ』同様にA-1 picturesなのですが、、、

今回の『グロウアップショウ』制作の主軸となるのは、A-1内でも新進気鋭の若手を育てる&先鋭的な表現をするために結成された「Psyde Kick Studio」というレーベル!

『さよならララ』同様、フレッシュな若い力の活躍が期待できるオリアニとして、熱烈に応援したいところです!

そんな本作のあらすじは、以下のとおり!

まず舞台となるのが高度経済成長期の日本、しかもサーカス団というのが面白いですよね!

主人公がサーカスバカで家庭を顧みない父親のことを「ゾウリムシ」と蔑んでいる…なんてくだりも、なんかもう安心感しかない。『SHIROBAKO』の「どんどんドーナツどんといこう!」みたいな、アニメ・ガールしかやらない謎のノリね。

そんな本作、言わずもがなストレートに”萌え”アニメなのが嬉しいポイント。なんかね、キャラデザやルック含めて10年代のアニメ的な落ち着きを感じるんだよな〜

何かとお口わるわるな主人公・瑞佳ちゃんの可愛らしい顔芸やデフォルメの効いた芝居は、もうとにかく最高だし、、、

「躊躇なく三枚目をやれる美少女」マジ大好きなので、こういう情けないギャグ顔どんどんやってほしい!

そんな瑞佳ちゃんと出会って天性の才能が更に飛躍する桜翔ちゃん、そしてそれによって桜翔ちゃんの相手役を務められなくなってゆく雫ねぇさんなど、個性あふれるキャラクターたちの立ち位置はバッチリ!

こちらはOPの1カット 『冴えカノ』繋がりで石浜OPフォロワーっぽい映像なのもニヤけますね

そんで年上系ロリ(!?)の麻利亜ちゃん(cv.釘宮理恵)、優しいが故に苦労人な経理担当・間宮凛(cv.茅野愛衣)など、サブキャラたちの「精神的・安心感」もハンパないですからね!

「深夜アニメにこれを求めてんだよなぁーー」という俺たちのツボを的確に押してくれるのが、本当に嬉しい。

こんなに肌色面積あるのに全く嬉しくないのすごい

強烈な撮影/仕上げで魅せるハイエンド系アニメが増えた昨今の中で、確かなクオリティながらも安心感溢れるつくりが、本作の魅力のひとつだと言えるでしょう!

ただ、その一方で『グロウアップショウ』には安易に「安心感」「予定調和」へと向かわせない演出の切れ味もあるのが凄いところですね!

キャラが反応するカットで背景を単色に塗りつぶす手法なんかは、その代表例!

ルック自体がビシッとクールに仕上がっているので、逆に本編のコミカルさを際立てているのが隙のない演出だなぁと思います!

他にも先述した、父親を「ゾウリムシ」とdisるシーンでは、画面にミドリムシがうにょうにょ…と広がる!これなんかも非常に興味深い演出。

これなんか、亀井監督の過去作『俺修羅』の第1話を想起させるような「独特のヨゴレ感」がありますよね。

キャラ自身が整理しきれていないマイナスな感情が描かれるカットでは、画面も雑然とした印象にまとめる。

昨今はどうしても洗練された画面が評価されやすい風潮というのはあると思うのですが、そんな中でもこういう「いなたさ」をしっかり出してくる!個人的には第1話で最も喰らったのはこの辺の美学かもしれません。

キャラクターの心情に寄り添った独自性ある画面作りの工夫を欠かさない、確かなA-1 × 亀井監督の系譜を感じさせます!

そんな感じで、キャラ・ストーリー・画面…その全てが良い塩梅に掛け合わさった『グロウアップショウ』は、まさしく期待の新作にして磐石な作りのアニメ!

これからの展開によってはオタクたちの脳裏に刻み込まれるような作品になるかも…!?こちらもまた、必見のアニメです!

オススメ作③『うしろの正面カムイさん』

そして最後に紹介するのは、今期のお気楽視聴枠No.1『うしろの正面カムイさん』です!

裏サンデーにて連載中の漫画を原作としている本作は、今期随一の「お気楽に見れる枠」として貴重な立ち位置を占めているんですよ!

なんてったって今期は先ほど紹介した2作に加え、『天幕のジャードゥーガル』『ワールドイズダンシング』『攻殻機動隊』『正反対な君と僕 2期』などなど…とにかく力の入った傑作・秀作アニメが軒を連ねる大魔境クール!

そんな中で、ほっと一息つけるオアシスのような枠がこの『カムイさん』なのです。

なぜだか霊を引き寄せてしまうヒロイン・シヅカちゃんが、聖行為によって霊を払うカリスマ霊能力者・カムイさんと共に除霊のお仕事に励むというのが本作の大まかなあらすじ。

太眉不憫なシヅカちゃんがシンプルに萌え萌えで、もうこれだけで俺ぁ満足っすよ…

もはや説明もヤボなくらい品性下劣まっしぐらな筋書きですけど、『カムイさん』の面白さはそのシモさにドカンと居直っているところですね!

なんてったって、除霊時の画面がコレですから。もう下品であることに居直っているとしか思えない!そんで、お前は居直ってイイ!!

クソバカなキャプすぎる そんでCV杉田かい

そしてこの「居直る」アホの面白さを最大化するためか、視聴者に何かを考える隙間を与えない展開の早さも魅力です。

例えば第1話、視聴者が「そもそも亡霊とピーーして除霊するって何!?」という至極真っ当な疑問を持ってしまう前に、「さて、下半身のないテケテケを除霊()するにはどうすれば…?」という新たな斜め上の疑問をぶつけてくるんだから!

この見る者を正気に返さない異常なテンポ感に襲われた僕らができることって、もうただこの荒波に身を任せることだけですよ。

本作を制作しているゼロジーは、前期には『ポンスカ』でコミカルな青春ラブコメを丁寧かつポップに描き、玄人筋から高い評価を得ていましたが…

一方でこういう題材ならば、下品さと過剰さをしっかり突き詰めて視聴者のジャンクな欲求に応える!これぞプロの仕事!

個人的には『かくして!マキナさん』以来のヒット・エロアニメ。これまた超オススメです!

……というわけで、2026夏クールの個人的な激オシ萌えアニメはこの3作!

今期は注目タイトルをあげ出したらキリがないくらい、とんでもなく層の厚いクールとなっていますが、、、

やっぱりイキが良いオリジナルアニメがいくつもあるってのが何より嬉しいですね!

今回は紹介しきれなかったものの、『ヤニねこ』『二十世紀電氣目録』など賛否が分かれそうな作品なんかもありますし、

いつも以上に「アニメを見る/語る」ことが楽しいクールだと思います!

というわけで萌研会員の諸君の注目作も、コメント欄で教えてくださいね〜〜〜〜ではまた!!

今期の攻殻は少佐が萌えで嬉しいわ〜

攻殻といえばやっぱり紅殻のパンドラよね♪

全身萌えアニメ人間

コメント

  1. 『ヤニねこ』、才能溢れたアニメーターのやりたい放題感が出ててほんますき

  2. 乙女怪獣キャラメリゼの赤石黒絵萌え萌えです

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